私の母親が変な人であることに気づいたのは中学3年の頃だったと思う。


自分の親を変だと言う事ってあまり無いと思う。
生活の殆どを共有してきた人間なのだから、無論自分も親と同じ事をしているから変だと気づかないのである。


しかし何故私がそう思ったか。。。。。
いや、覚えてない訳だが。


一つ実例を挙げておくならば、
僕が提出しなければならないプリントを家に忘れたので届けてもらったときの事だ。


僕のプリントを持ってきて、わざわざ担任に渡してくれたらしい。特に問題は無かった。


家に帰って母の話では、
「いやぁ。バッグを学校に忘れちゃってサァ」
どういうことか。というと、
僕の下駄箱を探していると、僕の担任が通りかかった。
下駄箱が分からないから、渡すようお願いして帰った。
その際、下駄箱のところに自分が持ってきたバッグを忘れて行ったと言う。
暫くして先生が走って持ってきてくれたらしい。


先生もこう思ったであろう。
この親あってこの子あり。と。


ともかく、その変な母が、今日また変な事をやってくれた。


昨日7時発の電車に乗るから、6:40には家を出た方が良いか。と話をしたのである。
いつもは自転車だが、本日は(厳密には昨日だが)諸事情により電車で行くことにしていたのだ。
で、寝坊した。


無論寝坊した方が悪いのだが、何故なのか。何故か分からないが、
母が起こしに来るのは6:30なのだ。
何で家を出る十分前におこしに来てくれるのだろう。


無論母はその前から起きていた。


何でだろう。