書いてて怖くなってきたww

夏と言えばホラー。怪談。ですね。本日は僕の両親が体験したホラートークをしてみたりしようかと。。。


僕の家族は4人家族で、両親と僕と弟がいる。
弟は小さい頃ひよこのぬいぐるみを集めるのが好きだった。
お店に行く機会があれば、殆ど必ず一体ずつ買ってもらい、家には結構な数ある。
勝手からも甚く気に入っていて、旅行に行くときは全部かばんにつめて行ったし、遊んだりもした。
そんな弟だが、もう中学2年生。流石にひよこのぬいぐるみは部屋の片隅に追いやられるようになった。
弟はものを捨てられない体質で、なんでも残しておこうとするので、両親がばれないように処分しようとした。
弟が居ない間にぬいぐるみをゴミ袋につめ、車に乗ってゴミ捨て場へ向かった。
このことは、恐らく弟も気がつかなかったであろう。ここ数年部屋の隅っこに追いやられていたぬいぐるみなのだから。
ぬいぐるみの中に、揺らすと「ピヨピヨピヨピヨ」と、かわいげに鳴くぬいぐるみがあった。なかに機械が入っていて、電池を入れて触ると鳴く。まぁ、結構遊ぶときうるさかった。
もちろん、数年間使っていない。電池など消耗しきっていて鳴くはずが無い。実際ゴミ袋につめるときも鳴かなかった。当然鳴くはずはない。
両親は車でゴミ捨て場の前についた。その時。
「ピヨピヨピヨピヨ」
今まで散々振動を与えてもならなかったぬいぐるみ。車のゆるい振動にもかかわらず、突然鳴き出した。
「ピヨピヨピヨピヨ」
「ピヨピヨピヨピヨ」
「ピヨピヨピヨピヨ」
とにかく、怖くなった両親は捨てずに帰ってきた。
今もそのぬいぐるみは家にあります。もちろん、揺らしても鳴きません。