シューマンという作曲家を知っているでしょうか。
ま、そんな人がいたんですが、たいていの出来事は、その時代評価されるものと後の時代の評価がぜんぜんちがうじゃないですか。
モーツァルトは何百年も残る名曲を書き残していますが、晩年は超貧乏だったらしいですし。
で、そのシューマンという方は当時ははやったけど今残っていないような曲を徹底的に批判し、同時代に生きていたショパンを大絶賛し(ショパンは当時から有名だったらしいですが)、数々の評論なんかをしてたらしいんですが、それが見事に現代評価されているのと同じことを言ってるんですよ。
何が言いたいかって、シューマンは確実に良いものを見抜く力があったすごい人なんですよ。ってことなんですが、その人が書いた文章を昨日ちっと読んだんですよ。
子供のためのアルバムという曲集を出版するときに書かれたらしくて、その楽譜の最初に書いてあることなんですが、ばーっといろんなことが書いてあって、途中で、作曲に楽器を使うな。って出てくるんですよ。
指が作ったものを楽譜にするのではなく、頭で作ったものを音にすべきである。てきなことが書いてあったんですよ。
うはー。なるほどなぁ。なんて思った訳です。で、チャレンジしてみようとは思うんですけどねぇー。なおさらDTMから遠ざかる気がしてなりません。
シューマンのその文章読んでなおさらいい曲とダメな曲の差ってなんなのか。難しいなぁ。って思いました。